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天地人
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原作は、2006年に発表された新潟県出身・火坂雅志の同名小説。主人公は上杉景勝に仕えた上杉家の家老・直江兼続。脚本は、NHKでは2007年前期の朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』を手がけた小松江里子。火坂原作の大河ドラマ化は初めて。
主に舞台となるのは、戦国時代。この時代を舞台とした作品は、近年でも2007年の『風林火山』のように、大河ドラマのみに限定しても過去に多数制作されているが、本作は映像作品史上では初めて、兼続が単独の主人公として取り上げられる作品である。同時に、大河ドラマ史上初めて関ヶ原の戦いに敗れた側の武将が主人公となる作品でもある。
ひたすら利のみを求める戦国時代に、「愛」を重んじ、「義」を貫き通したヒーロー・直江兼続。主君・景勝をはじめ、師と仰ぐ上杉謙信や友人・真田幸村との深い係わりを主軸に、同時代に生きた戦国武将や妻・お船をはじめとする女性たちとの人間関係、利を求める社会において発生する格差など現代社会に通じる問題、といったさまざまとテーマを盛り込みながら、兼続の生涯が描かれる。
主人公の兼続役を演じる妻夫木聡は、大河ドラマへの出演自体が初めて。兼続が終生仕えることになる景勝役は、2001年の『北条時宗』以来の大河ドラマ出演となる北村一輝が演じる。他に、兼続より年上の正室・お船役には常盤貴子、景勝の義父であり、兼続に大きな影響を与えることになる謙信役には阿部寛、上杉家にとって最大の敵役となる徳川家康役には松方弘樹がそれぞれ当てられた。また、兼続とは生涯の親友同士である石田三成役の小栗旬、真田幸村役の城田優をはじめ、主要キャストの大半が平均年齢20?30代の俳優で占められていることも特徴的である。その配役は「戦国イケメンパラダイス」と評されている[1]。
大型ドラマ『坂の上の雲』第1部を大河ドラマの枠を拡大する形で放送するため、11月22日最終回、全47回放送と通年で放送される大河ドラマとしては異例の短縮放送となる。[2]
